日本の神社、神宮、お寺の違いと、正しい参拝方法を学んでみましょう!
神社、神宮、お寺の簡単な違い
1. 外観の特徴
- 神社
神社の入り口には鳥居があり、朱色や木の色が多いです。神社は自然界の神々(動物や石など)を祀る、日本特有の「神道信仰」の場所です。
例:伏見稲荷大社 - 神宮
神宮は神社の一種で、主に皇室に関連する神々を祀っています。そのため、一般的な神社より規模が大きく、荘厳な雰囲気があります。
例:明治神宮 - お寺
お寺の入り口には鳥居がなく、仏教の仏(釈迦如来、観音菩薩など)を祀っています。参拝時には線香を焚いて祈ることができます。
例:清水寺
正しい参拝方法
1. 神社・神宮での参拝方法
- 鳥居をくぐる前に:
- 少しお辞儀をして、神様に挨拶をします。
- 手水舎で清める:
- 境内に入ったら、手水舎で手を洗い、口をすすいで身を清めます。
- 参拝の手順:
- 本殿の前で、まずお賽銭を賽銭箱に入れます。
- 「二礼二拍手一礼」の順序で行う:
- 深く2回お辞儀をします(90度のお辞儀)。
- 胸の前で両手を合わせ、2回拍手をします(感謝や祈願の意を込めて)。
- 願い事を心の中で唱え、最後にもう1回お辞儀をします。
- 社殿に鈴がある場合は、お賽銭を入れた後、軽く鈴を鳴らします。鈴の音は神様への挨拶や祈願、そして厄除けの意味があります。
- 鳥居を出る際:
- 出るときも鳥居の前で振り返り、感謝の気持ちを込めてお辞儀をします。
2. お寺での参拝方法
- 門をくぐる前に:
- 本堂に向かってお辞儀をします。
- 手水舎で清める:
- 手水舎がある場合、神社と同じ方法で手を洗い、口をすすぎます。
- 参拝の手順:
- 本堂に入り、お賽銭を賽銭箱に入れ、深く1回お辞儀をします(拍手は不要)。
- 線香がある場合は、お賽銭を入れて線香を購入し、火をつけて香炉に立てます。その際、立ち上る煙を手で軽く自分の方に寄せる動作をすることで、厄払いと心身の浄化を願います。
いかがでしたか?
とても簡単なので、次回参拝するときには迷うことはありませんね!
注意:参拝時には各神社やお寺のルールを尊重し、地元の習慣に従うことを忘れずに!
筆者:新冒険 Rin Rin